こんにちは
今日は前回の記事の続きです。
画家でありアートディレクターでもある先生の
セッションでわかったことを書いていきますね
憧れで描く絵と自分の中から湧き出てくる絵というものが全く違うということ✨
とはどういうことか
憧れで描く絵とは
どこからか持ってきて、自分なりに形を変えて描くということです。
こんな人の絵を描きたいと思い画集を見ながら次はあんなふうにしようっという感じです。
自分の中から湧き出る絵というものは
身近にあるもの 経験していることが自然に絵の中に現れ、人々の心を打つことができる絵です。
例えば、動物を飼ったことがない人が動物を描いても響きません
着物を着たことがない人が着物の女性を描いてもなんだかしっくりこない
物質の形に興味のない方は抽象画を描いたりしますね。
私は憧れで描いていたので、いつもどこかからモチーフや構図を探しまくっていました(^_^;)
画材も自分に合う絵の具や紙を選ぶということをしていませんでしたし、
使っている絵の具は自分に合っていると思い込んでいました。
しかし、描いていると眼精疲労や肩こりがひどくて体からサインが来ていたのに
まあ、こんなもんだよねって思っていました。
そして、これまで描いてきた絵を数枚先生たちに見せるというセッションでは
アップの少女を描いた人物が一番印象的と言われました。✨
その少女は娘をモデルに描いたもので、私の幼少期の心情を乗せたものでした。
ですのでどこかから持ってきたものではありません^^
ようやくここで得意なモチーフがわかりました😆
私は46歳の時です^^; わかるの遅ーって感じですよねー😆
幼い頃のことを思い出すと、よく自分より小さな女の子のいる家に遊びに行って
リクエストされた少女漫画の顔を描いていたことを思い出したのです。
小学生の時に プチ使命活動 をしていたのです^^
おそらく皆さんも何かされていたと思います。
それから私は顔は得意だけど、背景やリアルに描くということは苦手でした。
苦手なものを描かないといけないし、描かないと仕事がもらえなくなると
いう恐れから無理してずっと描いていたんだということも理解できました。
先生が言うにはほとんどの人がそう思っている
強みを徹底的に描いている画家は少ないということでした。
そして、私の 作品作りの断捨離 が始まりました。
アクリル絵の具をやめる
絵の具は墨のにじみや香りがとても気に入り
メインに取り入れることに
紙は、いろんな紙を試した結果
フランス製のコットン紙アルシュ(頬にスリスリしても😆心地いいもの)
筆は竹で軽いもの(手にしっくりくるもの)
水彩絵の具はセヌリエ(にじみや発色がいいもの)
顔彩は彩雲堂
人物の顔をアップにして、あとは描かないということにしてみました。
背景なし、足なし(時々描きます)、服なし
髪の毛は綺麗に描きたい、手は難しいけど描きたい(表情がつくので)
こんなにシンプルに無くしてしまっていいの〜っと思いました(笑)
でもね、とっても楽なんです。私が(笑)
今まで力入れて描いてたのが、一気に描くものが少なくなって
興味のあるものだけ残すということで、とても楽しく描くようになりました。
そして、得意なものだけ描くと絵がどんどん変わっていくんです。
しばらくたつと、自分のインナーチャイルドが癒え始め、同じような
経験をされた方からのメッセージをいただくようになりました。
今までは「よく描くぞ!」って気合いを入れないと描けませんでしたし(^_^;)
全く成長しなかったの〜
とっても長くなりました!
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました💕
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